株式会社後藤回漕店
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INTERVIEW

電力が不足する台湾での発電所建設。
自分の弱さを乗り越え、さらなる成長へ。

海外営業

後藤順風股份有限公司
(台湾現地法人)総経理

Katayama Kentaro

2008年入社
文学部 仏教学科卒

外国人と働く中で文化の違いによる認識のズレを何度も感じてきた経験から、答えを急がず、誰の話もしっかり耳を傾けることが働く上でのモットー。環境も文化も異なる台湾で活躍するプレイングマネージャー。

CAREER
Q1

現在はどんなお仕事をされていますか?

台北事業所のマネージャーをしながら、プレイヤーとして営業も兼務しています。マネージャーとしては、業務を任せている5名の現地スタッフをフォローしながら、売上などの実績から報告書を作成し、物量の増減や今後の動きなどを分析・検討したりしています。プレイヤーとしては取引先に足を運び、たとえば「新しい工場の建設を検討している」など、ビジネスにつながる情報をキャッチし、いち早く日本の各事業所へ連絡したりしています。また、貨物の輸出入に必要な台湾港務局への手続きや、船会社や作業会社といった協力会社との連携なども、営業としての重要な仕事です。取引先は、日本に本社を構える日本企業の台湾現地法人が多く、対面するのは日本から駐在されている方がほとんど。皆さん境遇が似ているため、商談中は仕事の情報だけでなく、プライベートに関する情報交換も活発です。

台北事業所の規模は小さいですが、その分、この異国の地で責任者として大きな裁量で、ヒト・モノ・カネという運営に関するさまざまな意思決定にコミットできるところに大きなやりがいを感じています。

Q2

後藤回漕店に入社を決めた理由は何ですか?

大学卒業後は海外へ留学することを考えていましたが、大学の就職課から紹介していただき後藤回漕店を知りました。大学のOBやOGも数多く在籍し、また大学では野球部に所属していましたが、当時から知っている野球部の先輩も在籍していたため親近感がわきました。当時はあまり深く考えていませんでしたが、今になって振り返ると、海外に行って世界を股にかけて仕事ができる可能性があったことも、入社を決めた小さな理由の一つだったかもしれません。事実、ただ漠然と憧れていた海外での生活が、10年前から実現できていますから。

Q3

「世界を動かした」と手応えを感じたプロジェクトについて教えてください。

そのプロジェクトは、発電所の建設に欠かせない大型重量物を吊り上げるために、日本から世界最大級の超重機船を台湾に入港させる手続きを行う案件でした。いつもなら必要なものは台湾国内で手配しますが、この大型重量物を吊り上げることができる設備が台湾になかったため、日本から持ってくることに。

この超重機船は自走できないため、3~4艙の船で引っ張る必要がある上に、乗組員は約20名。彼らの入国手続き、船の給油、入港審査・・・かつてないほど多くの手続きが必要でした。さらに、超重機船はあまりに大型のため停泊場所の確保から申請までに通常より長い期間を要することが判明。しかし、これは台湾の発電所建設に不可欠な貨物。手続きが遅れ工事が延期になると、ただでさえ電力が逼迫している台湾国民の生活に支障が出るかもしれない。時間がないのにスピードが要求される。そんな状況に立たされました。

焦る気持ちを落ち着かせつつ、まずは台湾の港務局に相談しました。しかし、彼らはこれほど大きなものを入港した実績がないため、手続きが複雑で、窓口をたらい回しにされたり、回答を濁されたり。一通り書類が準備できたと思ったら、また別の書類が必要だと後になって言われたことも。何度も心が折れそうになりました。しかし、これは台湾国民の生活がかかったプロジェクト。私たちが貨物を届けなければ発電所の建設は始まらない。弱い自分をそう奮い立たせながら、しつこく港務局に通い、丁寧に説明を繰り返し、何度も何度も書類を作り直しました。約一ヶ月間、1日、1時間、1分がもったいないと思うほど集中して取り組んだ結果、何とか入港申請が認められ、予定通りに発電所の建設をスタートさせることができました。

Q4

今後は、どんなキャリアを描いていきたいですか?

このプロジェクトを通じて学んだことは、ありきたりかもしれませんが、最後まであきらめないことの大切さです。これまで、私はすぐに物事をあきらめてしまいがちな性格でした。しかしこの経験を通じ、人の話をよく聞き、自分の頭で考え、折れない心で粘り強く行動を続けていけば、最後には願った結果が得られるということを学びました。今後はこの学びを活かし、今いる台湾をはじめとするアジア圏にとどまらず、どんな国や地域でも活躍できる人材になれるよう成長していきたいと思っています。そんな未来のキャリアのために、語学を勉強しています。

Q5

ある1日の仕事の流れ

08:20 出社
09:00 スタッフと打ち合わせ
(ペンディング事項の進捗状況、協力業者来社時間の確認)
09:30 日本との打ち合わせ(納入日について)
10:30 協力業者来社(輸送に関する確認事項の打ち合わせ、不明点の有無などの確認や当地の状況確認)
昼食 会社近くで昼食(台湾料理)
14:00 顧客訪問(仕事のことはもちろんプライベートなことまで情報交換)
15:30 帰社
残っていた見積もりや決済事項に目を通して不明点などを確認
18:00 中国語の勉強
19:00 退社
Q6

休日は何をしていますか?

休日は、駐在先で野球やゴルフをしたり、近所を走ったりと意識的に体を動かすようにしています。また、日本人野球チームの家に集まって交流を深めたり、長期休暇があれば家族と旅行に行ったり、アクティブに過ごしています。

記事内容は取材当時のものです。