サステナビリティの取り組み

環境への取り組み

Sustainable

TOP
サステナビリティの取り組み
環境への取り組み

お客様に安心・確実な輸送サービスをご提供することはもちろん、地球温暖化などの環境問題に対応するため、環境負荷の少ない多様な輸送手段をご提案し、持続可能な社会づくりに貢献してまいります。お客様のニーズに合わせて当社のネットワークを生かした最適な輸送プランをご提案いたします。

取り組みのご紹介

ロケーションメリット

当社が運用する「東京レールゲートWEST」は、JR東京貨物駅に隣接しており、貨物列車の出発・到着拠点として機能します。首都圏における陸海空の物流の結節点となる好立地条件により、物流のスムーズな流れが確保され、効率的な貨物輸送を実現します。

環境への配慮

鉄道輸送は、トラック輸送に比べてCO2排出量が少なく、環境負担を大きく軽減します。
この特性から、鉄道輸送は持続可能な物流システムの構築に貢献し、環境保護の観点からも重要な役割を果たしています。

大量輸送の効率化

鉄道は、一度に大量の貨物を輸送できるため、トラック輸送に比べて大幅に輸送効率を向上させます。さらに、ドライバーの2024年問題や人手不足にも対応できる輸送手段として、安定した物流の確保に寄与します。このように鉄道輸送は、長期的な視点からも効率的な物流基盤となります。

ポンガミア事業とサステイナビリティへの貢献

ポンガミアは、乾燥や塩害にも耐える強い特性を持ち、土壌改善効果が期待できるマメ科の樹木です。主な特長としては、樹の寿命が100年と長寿であること、乾燥や塩害のあるような地域でも育つこと、種子の含油量が多いこと、根粒菌による窒素固定※を行い肥料削減・土壌改良の効果が期待できることが挙げられます。
特に、非可食の種子から抽出される油はバイオ燃料として活用でき、搾りかすは肥料や飼料として再利用されるため、持続可能な資源の循環利用を実現します。（※窒素固定とは待機中の窒素を植物が利用しやすいアンモンニアやその他の有機窒素化合物に変換すること）

耕作放棄地からはじまる、持続可能な挑戦

後藤回漕店は、Four Pride社が展開するポンガミアを基盤としたバイオマス事業に出資し、耕作放棄地や荒廃地を活用した植林や自然環境を破壊することなく新たな生態系の再生に貢献しています。ポンガミアの植林は、土壌の質を向上させ、化学肥料を使用せずに土壌肥沃度を改善する効果が期待できます。また、種子から抽出する油をバイオ燃料として、更に搾り粕を飼料・肥料の原料とすることで持続可能な事業とし、化石燃料や化学肥料からの脱却、植林地域全体の雇用促進・経済活性化に繋げてまいります。

CO2削減と地域共生を目指す、300haの一歩

2024年に300ha規模から始まったラオス植林プロジェクトでは、CO2吸収を通じた温暖化対策を進め、再生可能エネルギーの導入や有機肥料の使用といった環境問題に配慮した技術も取り入れています。加えて作業員の労働環境改善にも注力しており、安全で快適な職場環境を提供しています。
これらの取り組みを通じて、後藤回漕店はFour Pride社と共にポンガミアを活用し、環境負荷を低減しながら、経済、社会、環境の持続可能な発展に貢献しています。

Four Pride社について詳しくはこちら

再生可能エネルギーの活用

当社では企業の社会的責任を重視しサステイナビリティの観点から、自社設備でも環境に配慮した取り組みを積極的に推進しています。具体的には、六甲アイランド事業所と摩耶事業所において太陽光発電システムを導入し、再生可能エネルギーの活用を進めています。この取り組みにより、温室効果ガスの排出削減を図るとともに、エネルギー自給率の向上を目指しています。また、太陽光発電を活用することで、よりクリーンで持続可能な物流活動を実現し、社会と環境への負荷軽減に貢献しています。

太陽光発電システム